家の中で多く出没するダニと言えばチリダニとツメダニです。
チリダニとツメダニは寝室の布団やリビングのソファ、カーペットなどに多く存在している代表的なダニです。
チリダニとツメダニは夏を中心に人にとって厄介な存在になってきます。ほぼ全ての家にいるこのダニをどう退治するか、ダニ捕りシート「ダニコロリ」を用いた対策方法について紹介していきます。
チリダニやツメダニの退治におすすめの○○
結論からお伝えすると、チリダニやツメダニを退治するにはダニ捕りシートがおすすめです。
とくにダニ捕りシートの中でも「ダニコロリ」がおすすめです。
何故ダニ捕りシート「ダニコロリ」がおすすめなのかというと、チリダニやツメダニを退治するには生きたまま捕まえないといけないからです。
何故チリダニを退治するのに生け捕りにする必要があるのかというと、他に簡単に退治する方法がないからなのです。
掃除や洗濯ではチリダニは退治できない
ダニ退治のために行う行動となると、定番が掃除や洗濯ですが、これらではチリダニを退治する事はできません。
- 掃除機
布団用掃除機などでダニが気になるところを吸い尽くそうとしても、ダニの爪は鋭く、繊維にしがみついてしまい吸い込む事はできません。
- 洗濯機
洗濯機で洗い流すというのは手っ取り早い気はしますが、洗濯機で洗うのも掃除機と同じ要領でダニは繊維の奥に逃げて爪でしがみ付き、退治する事はできません。
掃除や洗濯で綺麗にできるのはダニの死骸や糞のみ
掃除機や洗濯で生きたダニは退治できませんが、ダニの死骸や糞は綺麗に洗い流せるのでアレルギーに対しては一定の効果は発揮できます。
しかし、生きたダニを捕らえないと死骸や糞は次々と増えてしまうので、まさにイタチゴッコになってしまいます。
掃除や洗濯などの簡単な手段では生きたダニは捕らえられないので、ここでダニ捕りシート「ダニコロリ」が活躍してくれます。
ダニコロリの誘引剤で生きたダニがどんどん寄ってくる
「ダニコロリ」にはダニが喜ぶ誘引剤が入っており、「ダニコロリ」を置くだけで、ダニは「ダニコロリ」のシート内に侵入してきます。
「ダニコロリ」のこの誘引剤によるダニ捕獲率は下記のようなデータが取れています。
※本試験は一般使用時の結果ではなく、下記の試験による結果。
試験機関:疾病予防管理センター寄生寄生虫病管理予防所
試験検体:コナヒョウヒダニ 検体数:611匹 サンプル数3枚
実験概要:インキュベーター温度25℃±2℃、相対湿度75%±5%の15平米の密閉空間の隅にコナヒョウヒダニの入ったシャーレを設置。初期の数と72時間後に残っている数から誘引率を算出。結果、3枚のサンプル合計で、611匹中587匹のコナヒョウヒダニの誘引に至った。
引用元:ダニコロリ公式ページ
このように「ダニコロリ」を置くだけでダニは寄ってくるので、コナヒョウヒダニだけでなく、チリダニも生きたまま捕らえる事ができます。
「ダニコロリ」はこのようにダニを捕まえ、有効期間の1ヶ月が経ったらシートをそのままゴミ箱に捨てるだけで良いので楽にチリダニを退治する事ができます。
「ダニコロリ」の効果や使い方については下記記事で紹介していますので、是非参考にしていただけたらと思います。
「ダニコロリ」でダニを退治するには、4月や5月などのなるべく早い時期がおすすめです。7月や8月などのダニのピーク時でも「ダニコロリ」は有効ですが、その位の時期にはダニが数百万匹近く布団には生息しているので、どうしても時間がかかります。
ツメダニ退治にも「ダニコロリ」は有効
チリダニを徹底的に退治していれば、ツメダニもあまり出てこないかもしれませんが、「ダニコロリ」はツメダニにも有効なので安心してください。
ダニ捕りシートの中にはチリダニにのみ有効な商品もあるので、ご注意ください。
「ダニコロリ」には誘引剤だけでなく、シート内部に粘着面もあるので、シート内に入り込んだダニは身動きが取れません。
そしてシート内の乾燥剤によってダニは身体の水分が奪われ、弱っていき、朽ち果てます。
「ダニコロリ」はこのような仕組みが確立されているので、ツメダニのような人を襲うダニもシート内に入り込めばシートから出てこれないので安心できます。
私が「ダニコロリ」を使用した体験談も紹介している記事がありますので、こちらも参考にしてください。
このように「ダニコロリ」ならチリダニもツメダニも退治できるので、毎年ダニが繁殖するシーズンには欠かせない商品です。ダニに襲われる前に「ダニコロリ」でチリダニ・ツメダニ対策を行っていく事をおすすめします。
チリダニとツメダニについて
今回ご紹介しているチリダニとツメダニとはそもそもどのようなダニなのか。
ダニについては、アレルギー症状を起こしてしまったり、小さい生き物なのに大量に生息していると思うと気持ち悪いと感じたり漠然とした印象だと思いますが、どのような生き物なのか知っておくと、対策をする時に役立ちます。
チリダニ
チリダニ
引用元:西宮氏│ダニの種類と駆除の方法
体長約0.2~0.4ミリメートル。色は乳白色。
家の中に潜むダニの7割以上を占めており、人の垢やフケやカビなどをエサとしています.
高温多湿を好み条件がよければ、大発生することがあります。
人や動物を刺すことはありませんが、アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、ぜんそく)の原因物質として注目されています。
潜み場所は畳、ジュータン、寝具類など。
このチリダニは直接的に人に害を与える事はできませんが、チリダニの死骸や糞はアレルギー性鼻炎などを引き起こす原因となります。
チリダニによるアレルギーを感じるのは早くて梅雨前後、遅いと秋頃になります。
チリダニは本当に数が多く増えるので、糞や死骸は寝具などに大量に残るので、定期的な掃除や洗濯が欠かせません。
ツメダニ
ツメダニ
引用元:西宮氏│ダニの種類と駆除の方法
体長約0.7~0.8ミリメートル。色は淡黄橙色。
発生場所は主に畳やジュータン、寝具類です。
チリダニや他のダニを捕まえてエサにしています。
人と接触した際に皮膚を刺咬し、かゆみを与えます。
刺された瞬間は痛みやかゆみを感じることはありませんが、刺されて6~7時間ほど経ってからかゆみや発疹ができます。
かゆみの症状には個人差があり2~3日ほどで治まりますが、再びかゆみが起こることもあります。
ツメダニは直接人に害を与えてくるダニです。
家の中で「ダニに咬まれた・刺された」と感じる原因のほぼ全てがこのツメダニによる仕業です。
ツメダニはチリダニを捕食するダニなので、ツメダニの被害を感じるという事はチリダニが既に数万匹や数十万匹生息していると思って良いかもしれません。
チリダニさえ増やさなければツメダニも増えない
チリダニは4月から5月など気温が上昇し、雨も増えてくる時期になるとどんどん増えてきます。
そしてチリダニが増えるとツメダニも増えてきてしまうので、理想を言えばチリダニが増える前にチリダニを捕獲する事をおすすめします。
ダニの生涯は約3ヶ月間です。爆発的にダニが増える梅雨の時期から考えると、9月や10月にダニの死骸が増える時期になってきます。多くの人がダニ対策を考えるのがこの梅雨から秋にかけてなのですが、その時期から対策をするのでは正直遅いのです。
ダニコロリでチリダニとツメダニ退治まとめ
- Qチリダニはどんなダニですか?
- A
チリダニは人に直接的に害を及ぼすダニではないですが、チリダニの死骸や糞はダニアレルギーのもととなります。
- Qツメダニはどんなダニですか?
- A
ツメダニは直接人に害を及ぼすダニで、ダニ刺されの原因となるダニです。チリダニが多く生息しているところに現れ、チリダニを捕食し繁殖します。
- Q掃除や洗濯でチリダニやツメダニを退治できますか?
- A
できません。チリダニもツメダニも掃除や洗濯では、繊維の奥に逃げて爪でしがみ付くので、なかなか退治する事はできません。
- Qダニコロリはチリダニやツメダニに有効ですか?
- A
有効です。ダニコロリの誘引剤や乾燥剤はチリダニにもツメダニにも有効ですので安心してご利用になれます。
チリダニやツメダニは寝室に現れる代表的なダニなので、ダニ対策をしっかり行ってダニ被害を少しでも減らしていきましょう。
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